08/20/2010 |
“処暑"をイメージさせる飾りをお楽しみください。 |
| 店内には銀座にあるエスキューブ「雨竹庵」の盆栽家、森前誠二監修の盆栽が、 もうひとつの季節を演出しています。 ぜひ和の景色 を味わいながら お食事をお楽しみください。 <2010年8月20日からの盆栽飾り> 飾ってある樹種は、(左から) 樹種: 桧 樹齢 約60年 樹種: 縞ススキと南蛮キセル 寄せ植え です。 南蛮キセルはススキなどのイネ科の植物に寄生して生息する植物です。 南蛮人(ポルトガル人など)が煙草を吸うパイプ「キセル」に似ている為 この名前が付きました。 ナンバンギセルを歌った和歌は万葉集にすでに登場しています。 読み人知らず 道の辺の尾花がもとの思い草いまさらになどものか思はむ 尾花はススキのことで、思い草がナンバンギセルを表わしています。 ススキの根本に生え、物思いにふけるよう横を向いている情景など ナンバンギセルの生態をとらえ、歌が詠まれています。 和歌の上で『思い草』は『忍ぶ恋』を表す植物として使われています。 樹種: 山査子(サンザシ) 樹齢 約20年 サンザシはバラ科の植物で可愛らしいピンクや白の花が咲きます。 実はサンザシ茶として用いられたりします。 処暑 8月23日は、二十四節気の処暑にあたります。 立秋以降の暑さ厳しいときを残暑と言い処暑を過ぎると暑さも次第に治まるようです。 残暑にじっと耐えていた桧も秋風にさらされて、ざわざわとしています。 日中せわしなく鳴き続けていた蝉の音も、秋の夜長になれば 涼やかな秋虫たちの音が気持ちよく流れます。 縞ススキも虫の音と共にさやさやと涼やかな音をたてています。 寄生植物の南蛮キセルは次々と首を長くさせています。 さんざしは青実をいっぱいに成らせて少し重そうです。 秋風に冷やされその実もやがて紅くなるでしょう。 実りの秋はもうそこまできています。風が教えてくれるのです。 株式会社エスキューブ 銀座 雨竹庵 (C)2004 懐食みちば |